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リノベーション
築45年のマンションが生まれ変わるまで
中古マンションの内装を一旦取り除きスケルトン状態にして、まったく新しい住まいへと作り変えるリノベーション。その工事はどんな流れで進められるのでしょうか? 実際に築45年の中古マンションがフルリノベーションで生まれ変わる様子を見ていきましょう。
築45年の中古マンション工事前の写真
リノベーション工事の流れ1:解体工事(内装材解体・撤去工事)
解体工事では、床・壁・天井が取り壊され、キッチンなど水回りの設備も撤去。配管・配線と断熱材がむき出しになります。
フルリノベーションでは、一旦このスケルトン状態にすることがポイント。こうすることで、内装・間取りを自由に作り変えることができるだけでなく、専有部内(実際のお部屋の部分)の古くなった配管などを新品に取り替えることもできます。
リノベーション工事の流れ2:設備・配管工事
この工程では、間仕切りの位置を決める“墨出し”という作業や、水回りの配管工事が行われます。続いて大工工事によって間仕切りや床下地が作られていきます。
リノベーション工事の流れ3:下地工事
コンクリートの床に束を立て、床の下地を作ります。この上にフローリングを貼って、床を仕上げます。
リノベーション工事の流れ4:配線工事
使いやすさを考慮した配線プランを立てること。リノベーションでは重要なポイントになってきます!
リノベーション工事の流れ5:フローリング貼り
フローリングを貼り、床が汚れないように養生を行います。
フローリングを貼ることで床の厚みが増し、さらに強度が上がります。
リノベーション工事の流れ6:ボード貼り
プラスターボード(石膏ボード)が貼られていき、壁や天井の下地の施工が進められます。
リノベーション工事の流れ7:クロス貼り
石膏ボードや部材の接合部にパテが塗られ、凹凸が整えられます。
そして天井、壁と順番にクロスが貼られていきます。
リノベーション工事の流れ8:設備取り付け
トイレやキッチンなどの水廻り設備の設置、スイッチ、コンセントカバーやインターホンなどの電気設備を取り付けます。
※ユニットバスは下地工事中に設置します。
キッチン
トイレ
バスルーム
リノベーション工事の流れ9:クリーニング
ハウスクリーニングで工事中の埃や汚れをきれいに取り除きます。
リノベーション工事の流れ10:完成
マンションリノベーションにおける物件探しの重要なポイント
1 給排水スペースの確保可能な物件
アイランドキッチンの取付など水廻り設備の位置を変更したい場合に、床下に排水管を通す十分なスペースが確保できること。バリアフリーにする場合も床の高さを確保することが重要になります。
2 スケルトンにした際の天井高
1で床を上げると天井高が十分に確保できない場合があります。天井より上に換気扇や電気の入る高さも必要になります。物件購入前に十分な高さがあるかを確認することをお勧めします。
3 ベランダへの出口の高さ
配管スペースを確保するための床下の限界の高さになります。入口以上の高さまで床を上げるとベランダへの出入り口が隠れてしまいます。中古マンションのリノベーションでは物件の造りによってはイメージしたものが出来ない可能性もあります。
リモックでは、お客様のイメージを形にする物件探しのアドバイスから購入前の現地調査までお手伝いさせていただきます。